コラム 政治・経済

消費税はゼロが当たり前(4)〜財政金融的にあり得ない(後編)「大西つねきの消費税撲滅動画より」

2019年10月から10%に

引き上げられた消費税ですが、

その影響がGDP等にモロに影響しています。

 

また今年はその上に

新型コロナウイルスの拡大で

国内だけでなく世界的に

経済不振が懸念されています。

 

前回は、消費税はゼロが当たり前(3)

〜財政金融的にあり得ない(中編)

「大西つねきの消費税撲滅動画より」

という大西つねきさんの動画をご紹介しました。

 

前回の記事

消費税はゼロが当たり前(3)〜財政金融的にあり得ない(中編)「大西つねきの消費税撲滅動画より」

 

今回はその消費税シリーズの第4弾です。

 

前回同様、動画を文字起こしいたものを

ご紹介して行きますので、

是非とも皆様もこの機会に、

消費税についてお考え下されば幸いです。

 

尚、趣旨に関係のない部分の内容は

端折りながら、記事を読みやすくするために、

多少の修正を加えてテキスト化しています。

前回のおさらい

消費税はゼロが当たり前シリーズ

今回は第4回目、

財政金融的にありえない、後編です。

 

前編・後編で終わるかなと

思ったら終わらずにですね、

前回を中編という形で、

今回後編3回目です。

 

全体としては4回目で、

財政金融的にありえないとしては3回目、

そのポイントでは3回目と

いうことになります。

 

前回何を説明したかと言うと

今のお金の発行の仕組み。

 

最も根本的なこととして

信用創造という、現代のお金というのは

借金でお金を作っている。

 

その借金のお金にも、

もちろん金利がかかることによって

お金と借金がずっと

無限に増え続けないと回らない。

 

これは巨大な自転車操業の仕組みだ

という説明をしました。

お金には意味がない

これが続くのかという、

そういう疑問を前回呈したと思うんですが

続くはずがないんです。

 

皆さんもちょっと

考えていただければ

分かると思います。

 

そもそもお金というのは

実は何の意味もないものです。

 

ただそれを交換するための

媒介物でしかなくて、

借金でお金を作ってるという事は

今ほぼほぼ紙幣ですらないです。

 

ただの数字でしかない。

 

意味があるのかというと

概念でしかなくて

別に何の意味もありません。

 

実際に何の意味があるかというと

それで交換できる実態価値こそ

意味があり、お金だけ増え続けても

意味はないわけです。

お金も実体価値も無限には増え続けない

だけどお金が増え続けるのと

無限に増え続けるのと同じように

実態価値が増え続けられるかというと

そんなはずないじゃないですか。

 

地球が一個しかないのに

お金と借金が無限に数学的に

増え続けるのに合わせるようにして

実態価値を増やし続けると

地球が一個しかないなかで、

そんなことをやり続ければ

当然資源を枯渇してしまいます。

 

もちろん人間だって

無限に作り続けて

売り続けるなんてことが

できるはずがないんです。

 

ですから必ず止まります。

 

実際にそれはもう

止まってしまってるんです。

 

それはこの30年のデータを見ると

一発で分かります。

マネーストックM2

これは、よく講演会でも

見せていますが

まず皆さんこのグラフを

ご覧頂きたいんですが、

これは1980年から2018年までの

グラフです。

 

この青い線は何かと言うと

前回、前々回説明してますが

マネーストック M 2

要するに日本中の現金預貯金を

併せて全部でいくらあるの?

日本にお金は、円はいくらあるの?

と言うそういうデータが、

このマネーストック M 2です。

 

これは1980年には

200兆足らずだったものが

2018年には1000兆を越えてます。

 

つまり前回言った通り

お金と借金は永遠に無限に

増え続けるということが

実は1980年から2018年の間で

起きてるんです。

 

まっすぐ右肩上がりで

お金は増え続けています。

 

このお金をどうやって

作ってるかというと

これはもちろん前回も説明した通り

現代のお金というのは

誰かの借金として発行されてます。

 

ですから、

このお金を作ったのは

借金です。

国内銀行の貸出残高

それはこの緑の線、

この緑の線は何かというと

日本の銀行の民間に対する

貸出の残高です。

1980年から1990年ぐらいを

見ていただくと分かる通り

緑の線と青い線が並行して

上がってます。

 

これは当たり前の話なんです。

 

なぜなら、

借金でお金を作るわけですから

借金が増えるのと並行して

お金が増えていくのは

当たり前の話なんです。

 

これはもちろん正常な

平常運転の話です。

 

ただ前回も疑問を呈したように

これがずっと続くのかというと

続くはずがないんです。

 

お金と借金を無限に

増やし続けようにも

結局それをやるためには

銀行はずっと借金を

増やし続けなければ

いけないのですが、

誰にそんなに

貸し続ける事ができるのか?

という話です。

 

日本人の人口は、

ほぼ1億3千万から頭打ちで

ほとんど増えていません。

 

同じ人たちに対して

借金と金を無限に増やし

続けられるかというと

そんなことは、

できるはずがないんです。

 

誰がそんなに借りたいんだ!

誰にそんな貸せばいいんだ!

という話です。

 

もちろん、お金には意味がなくて、

それに対応する価値を

どんどん作って売り続けないと

お金だけ増えても意味がないです。

 

ただ、それをやり続けるためには

無限の経済成長が必要になりますが

そんなことも続くはずがありません。

GDP

実際にどうなどうなったか?

と言うと、このオレンジの線、

これが日本の GDP の数字ですけど

ほぼほぼ横ばいになって

経済成長止まってしまっています。

そうすると、もちろん

日本の銀行というのは

貸す相手を見つけられない。

 

借りたい人も

そんないないわけですから

貸し出しが一時的に

かなり減ってるんです。

 

これはバブルが崩壊してから

日本の銀行が不良債権処理をして

それから貸し渋りをして

貸し剝しをします。

 

そうやってお金を貸さなくなると

毎月返している分、

お金は減ってきますから、

新たな貸出が増えなければ

お金は減ってきます。

 

実際、日本の銀行の貸出が減った分、

お金が減っているはずなんですが

実際にお金は減っていないです。

 

この青い線を見ると

まっすぐ右肩上がりで

増えていってます。

お金っていうのは

結局、誰かが借金をしないと

発行されない仕組みですから

じゃあ誰かが借金をしたんだ?!

ということになります。

国債残高

誰が借金をしたのかと言うと

それがこの赤い線

その答えがこの赤い線

これは日本の政府の国債の残高です。

まさにこの緑の線が

青い線を支えきれなくなってから

これ必ず支えきれなくなります。

 

いくら民間銀行だからと言って

貸し続けるわけにはいかないわけです。

 

それが無理になってから

今度急激に上がってるのは

この赤い線。

 

日本の政府が借金をして

お金を発行し続けてきた。

 

その方法は、

財政金融的にありえないの第1回目

前編で説明した通り

政府が予税収以上の予算を組んで

その借金分を国債を

政府の借用書を銀行に

買わせることによって

新しいお金を作り出しています。

 

あの時説明したのは

50兆の税収に対して

70兆の予算を組んで

20兆円分政府の借用書を

銀行に買わせて、

新しいお金を20兆円作って、

合計70兆円使うことによって

50兆の税収で最初は

皆さんのお金が減った後に

70兆皆さんのとこに戻ってくる

という形で、皆さんにお金を

増やし続ける。

 

その20兆の皆さんのお金が増える分と

政府の借金のに事情が同じ金額なのは

偶然でもなんでなくて、

政府が借金をしてお金を作って

皆さんに渡し続けてきた。

 

そのグラフで見ると

まさに2000年代に入ってから

赤い線と青い線が

並行して上がってますよね?!

 

これは政府が借金で

皆さんのお金を作ってきたという

その証拠です。

 

つまり、何を意味してるかというと

政府の借金で皆さんのお金を

作ったということは

今度は政府の借金を返したら

何が起こるかって話です。

 

これは簡単です。

 

政府の借金が900兆くらいで

皆さんのお金が1000兆ぐらい

しかないわけですから

900兆の政府の借金を返すために

税金がいくら必要かと言うと

900兆の税金が必要なわけです。

 

皆さんのお金は1000兆しかない中から

900兆の税金を取ってしまったら

皆さんのお金は

ほとんど消えてしまう事になります。

 

ですから、この赤い線が

政府の借金が0まで

無くなるということは

青い線も道連れに、

皆さんのお金もその分、

消えてしまうことになります。

 

ですから、政府の借金を

税金で返すということは、

もとよりその考え方は、

まったくもうすでに存在しない

ありえない選択肢です。

 

ですから財務省が言っている

政府の借金が大変だから

税金をあげなければいけない。

 

だから消費税の根拠になっている

税収が足りないからという

その考えは、そもそも

まったく間違っていて

もし本気で政府の借金を

税金で返そうものなら

皆さんのお金は、

ほぼ無くなってしまうということです。

 

ですから、

プライマリーバランス

みたいな考え方も

財務省がずっと言っていますが、

ありえないです。

 

プライマリーバランスを

達成してしまうと

何が起きるかというと

お金と借金が増え続けなければいけない

今の金融システムの中で

必ず民間銀行の民間に対する

貸出というのは頭打ちになります。

 

無限にお金と借金を

いくら民間だからといって

増やし続けるわけには

いかないんです。

 

ですから最終的に政府が借金をして

お金を発行し続けなければ

今の金融システムは

成り立たないんだという話です。

MMT

ですから最近なって

MMT みたいなものが

出てきたのは何かというと

結局この状況を見れば

この仕組みを理解すると

当然最終的には

どの国でも政府が借金をし続けて

お金を発行し続けなければ

今の金融システムそのものが

崩壊すると言うことを

単に認めているに過ぎないのが

MMT です。

 

それでいいかって言うと

全く別の話で、

これを続ければいいって話には

僕はならないと思ってます。

 

MMT の一つの鋼材の鋼の部分、

鉱石は何かというと

今までの財政金融が、

いかに根本的に間違ってるか

ということを白日のもとに晒す

その効果があるんじゃないか

という風に思ってます。

まとめ

ですから今回の

消費税はゼロが当たり前、

その根本にある考え方の

政府の借金が大変だから

税収を上げなければいけない。

消費税は上げなければいけない。

 

その根拠が、

そもそも考え方そのものが

根本的に間違っている。

 

財政金融的にそうなことが

ありえないというのが、

もっとも大事なポイントです。

 

これを理解すると

いかに今の政府がやろうとしてること

それから政府に押されて

ちゃんと反論できない野党も含めて

議論の土台が、いかに脆弱か

ということが分かっていただける

と思います。

 

ですから

消費税はゼロが当たり前です。

 

なぜかというと

そもそもその根拠になっている

政府の借金が大変だから

消費税を上げなければいけない

その論拠が全くグズグズの

本当に土台ですらない

そう言ったら論拠だと言う事です。

 

ですから消費税はゼロにできます。

 

しなければいけないんです。

 

そういう税金だということです。

 

ということで、消費税はゼロが当たり前シリーズ

第4回目です。

 

次回もこの話また続けたいと思います。

 

れいわ新選組大西つねきでした。

 

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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