政治・経済

台湾で起こった2・28事件【拡散希望】今日は何の日?知らなきゃ恥ずかしい世界の歴史

1936年2月26日に起こった

皇道派の影響を受けた陸軍青年将校らによる

日本のクーデーター未遂事件の

2・26事件を知っている人は

多いと思います。

 

しかし、日本が敗戦後に台湾で起こった

1947年の2月28日の2・28事件

というのをご存知でしょうか?

 

1980年代以降、民主化運動が盛んな台湾ですが、

先の台湾総統選で中国との統一を拒否する

与党民進党の蔡英文氏が当選したことで、

益々注目をされている台湾。

 

国際政治学者の藤井厳喜氏が

そんな台湾の2・28事件に関する動画を

拡散希望として配信されています。

 

そこで今回は日本とも非常に関係の深い

そんな台湾の近代史を学んでみたいと思います。

 

藤井厳喜氏の配信動画を

テキスト化したものを記事として

配信しております。

 

記事の最後に、藤井厳喜氏が配信された

YouTube動画も貼っておりますので、

動画の方も是非ご覧ください。

【拡散希望】今日は何の日?知らなきゃ恥ずかしい歴史

皆さん、こんにちは。

藤井厳喜です。

本日は2月28日です。

 

2月28日というのは、台湾にとって

大変悲劇的な事件が起きた日なんですけれども

一般に2・28事件と言われておりますけれども

日本人の多くの方は、2.26と聞くと

ピンとくるかも知れないけれど、

2・28ってピンと来ないと思うので、

王 明理 (おうめいり)さんから、

そこら辺のことをご解説いただきたい

と思うんですが 、

 

「王 明理」氏談

2・28事件、台湾で起こった事件ですけど

これは1947年の2月28日に起きた事件なので

そういう風に呼ばれています。

 

これはどういう時期かと言うと

終戦後、太平洋戦争が終わってから

一年半後ですね。

 

どういう背景があったかと言うと

終戦の後、日本はそれまで台湾を統治していた。

日本が敗戦に伴って引き上げてきますが

約一年半かかって、日本人が台湾から引き揚げて

いったんですね。

 

代わりに戦後、やってきたのが

中国国民党軍なんです。

 

来た時の理由は、マッカーサーの命令によって

占領軍としてやってきた。

 

だけれども日本の GHQ と違うのは、

その中国国民党軍が、そのまま台湾を

自分のものにしてしまったということです。

 

これ国際法的に違反なんです、本当は。

 

そういうことが実際に、なし崩し的に行われた。

 

台湾人は、自分たちは日本人と一緒に

戦争を戦って、戦争にも行って

3万人が戦死している。

 

そういう状況で、自分たちが敗戦した

という意識だったんです最初は。

 

それから中国がやってきて、

「あんた達も中国人みたいなもんだから

祖国に帰りなさいよ」って甘い言葉を

ささやかれて、なんかうやむやのうちに

中国の統治を受けることになってしまった。

 

それで中国って今言ってるのは

中国共産党ではなくて、

中国国民党、蒋介石軍です。

蔣中正總統玉照.png

画像引用元:Wikipedia/蒋介石

 

ところがやってきた蒋介石軍は、

台湾人と日本人が作ってきた

社会秩序を全部台無しにして

社会的財産だとか行政システムとかを

全部自分のものにした。

 

台湾人は二等国民として

中国人の支配下に置かれたわけです。

 

ところが当時の台湾人って言うのは

すごく教育水準も高く、

日本人並みのレベルの教育を受けて

いろんな知識を持ってる人たちだった。

 

もう国を運営できる力があったにも関わらず

一切そう言う事のわからない

近代化されてない中国軍の支配を受けた。

 

これは世界史的に見ても、

すごく珍しいんですね。

 

何もできない人が、

できる水準の高い人を支配する。

 

そういう苦しい状況に

台湾人が置かれたわけです。

 

でも台湾人は日本教育を受けていたために

あの法律って言うか、お上に逆らわない。

 

そういう教育を受けてたもんですから

ちょっと我慢に我慢を重ねて

中国軍の支配を受けていた。

 

それの我慢の限界がきて

1947年2月27日の夜に

ある小さな事件をきっかけに

暴動が起きたわけです。

全然計画的じゃなく。

 

それで中国軍が市民に発砲して

一人の人が死んだと。

 

それにをきっかけに

次の日に皆が行政長官に抗議に行ったんですね。

台湾を支配している中国軍に。

 

それに対して、行政長官、

まあ日本で言うと国会、

そこから機関銃で台湾人に対して、

一斉掃射したんですよ。

で多数の死傷者が出た。

 

それをきっかけに台湾人が

もう我慢の限界を感じて立ち上がって

中国人に対して立ち上がった。

 

けれども冷静に2日後3日後には

全島にそれが波及してしまったんです

 

大獄の事件が全島に波及して、

台湾人みんなが、中国人に負けるな

っていうことで立ち上がったんだけれども

台湾人は、みんな民意が高いので

暴動している場合じゃないと

自分たちでちゃんと何を政府に

要求したらいいのかを

2・28処理委員会を作りましょうと

言う事で作って、

自ら政府に対して32か条の

要求項目を挙げたわけです。

 

台湾人をもっと政治に参加させてくれだとか、

こうこうこう言う事は改善してほしいとか

冷静に要求したわけです。

 

それに対して行政長官であった

陳儀(ちんぎ)という人が、

当時、蒋介石はですね、

中国大陸で毛沢東と戦ってる最中なので

台湾の行政は陳儀という人に

任せてたわけなんですけれども、

その陳儀と言う人は、

「うーん分かった」

「台湾人の要求もよく聞きましょう」

という態度をとったわけです。

Chen Yi.jpg

画像引用元:Wikipedia/陳儀

 

台湾人は日本人と同じぐらい

お人好しなものですから、

それを真に受けてですね

ちゃんと陳儀さんも要求を聞いてくれる

みたいだということで

ちょっと油断したわけです。

 

ところがその間に陳儀がやってたのは

中国にいる蒋介石に、

台湾人が暴動を起こしたよ

ということを伝達したわけです。

電報で。

 

蒋介石は、すぐに陸軍師団を

台湾に送ってよこしたんです。

 

1週間後の3月8日にですね、

キールンとタカオから上陸した中国軍が

一斉に台湾人に対して、

無差別殺人を始めたわけです。

 

それで3月中に台湾人は、

なんと3万人殺されたわけです。

 

それも殺された人のターゲットがですね

その処理委員会などに参加していた有識者

台湾のリーダーになるべき人を狙って

その処理委員会の名簿に基づいて

これから台湾のリーダーになりそうな人を

根こそぎ殺したんです。中国人が。

 

それが2・28事件。

簡単に言うとそういう事件です。

 

「藤井厳喜」氏

台湾にとって最も悲劇的な日

であったわけですけれども、

これ長いこと隠ぺいされたですよね?

 

事件自体がね。

国民党支配のもとでね。

 

「王 明理」氏

言論の自由が無かったし、

当時の台湾人の人口が600万人なんですね。

今の香港が700万人です。

 

もし香港で、一か月に3万人が

殺されるって事があったら

世界中が黙ってないですよね。

 

ところが当時、

言論の自由がない!

統制されてる!

インターネットがない!

SNSもない!

 

だから誰にも知られないで

台湾人は、それを心の中に秘めて

やっていくしかなかったんです。

 

ちょっとでも2・28のことを

口にすると、今度はそれを言った人が

それを聞かれて殺されるということで

例えば私の伯父は、

日本教育を受けて、東大を出て、

検事になった人だったんですけど、

戦前は京都地検に勤めて、

戦後台湾に帰って台湾の法曹界を

担って立つという覚悟で帰りましたけど

この2・28で殺されました。

 

そういう風に身近にも

たくさんの人が殺されたという

そう言う事件です。

 

「藤井厳喜」氏

それでお父様も日本に亡命するという。

 

「王 明理」氏

はい。その後、父も台湾で

生きていけなくなり、

命が狙われたので、

日本に亡命してきたというわけです。

 

「藤井厳喜」氏

これについて、詳しくはですね

私の日本再興戦略の

林 建良(りんけんりょう)さんとの

対談、インタビューの中で

詳しく取り上げておりますので、

是非参考にしてください。

 

台湾に興味のある方は、

この2・28事件と言うものを

これをの際、是非心に刻んで

頂きたいと思います。

 

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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