コラム 政治・経済

灰色の男たちの正体とは

大西つねきさんは自ら主張する政策を実現するために、

フェア党という政治団体を立ち上げ

政治家また思想家として10年以上活動をされています。

 

主に主張されている内容は、

今の金融資本主義のシステムの矛盾と

そのお金の発行の仕組みを変えることです。

 

しかし、

それ以上に大切な概念があると主張していることは、

ひとり一人が自由に生きることができて、

そうした人としての生き方や思想・哲学が

政治の根幹に必要だという点です。

 

解説の中で色々な専門的な内容が

多く出てきますので、少し難しい部分もありますが、

何度も繰り返して聞いたり、

分からないところは自分で調べるなどしているうちに、

どんどん引き込まれていく自分がいました。

 

実は、私自身も以前から真面目で正直な人ほど

豊かになれない今の社会に対して、

大きな違和感を感じていました。

 

しかし、その根本的な原因がわからず、

悶々としていたのです。

 

そんな時に、大西つねきさんの訴えを聴いたことで

全ての原因がスッキリと腑に落ちたわけです。

 

以来、ずっと大西つねきさんの情報で学びながら

私自身が出来ることを模索しています。

 

このブログの記事も、そんな想いから配信をしているものです。

 

大西つねきさんについて

更に詳しいことを知りたい方は、

大西つねき公式ウェブサイト

を是非ともご覧ください。

 

さて、前回は

政府のプライマリーバランス黒字化目標論は無理ゲーな理由

と言うことについて記事を書きました。

 

今回も引き続き、大西つねきさんの著書、

「私が総理大臣ならこうする」

第四章「お金の本質について」より

灰色の男たちの正体とは

ということについてお話していきます。

 

灰色の男たちの正体

第三章「政府の借金で税金を返してはいけない」の

説明の中で、日本経済の大きな問題の原因として

お金の発行の仕組み自体に、その本質があることは

大体ご理解いただけたと思います。

 

その中でも本当の問題が何かと言うと、

それは「金利」という概念です。

 

自然の摂理に従えば、

全ての実態価値が時間と共に劣化する中で、

金利だけは時間と共に増えると言う

まったく真逆の概念が、

全ての矛盾を引き起こしているのです。

 

この問題を既に見通していた人たちも

世界中に沢山いたようです。

 

いわゆる俗に言う不労所得に対する考え方です。

 

例えば、イスラム教では金利を禁止していますし、

ガンジーも7つの大罪の一つに、

労働なき富というものを挙げています。

 

また、ミヒャエル・エンデの書いた

世界的なベストセラー※「モモ」ですが、

この童話が、実はお金の金利について

その恐ろしさを知らせるための

警告書であったことが知られています。

※『モモ』とは、
1974年に本書の初版がドイツ児童文学賞を受賞。
後に世界各国で翻訳されています。
ミヒャエル・エンデの不朽の名作で、
日本では1976年に岩波書店より刊行されてました。
以降、子どもから大人まで幅広く愛され続けいる作品です。

この「モモ」に登場するのが、

灰色の男たちという時間泥棒です。

 

灰色の男たちは、時間銀行に時間を預ければ

それを増やして返してあげるとウソをついて、

街の人達の時間を盗んでいきます。

 

そして、町の人達は騙されて時間を失っていくのです。

 

その異変に気が付いたモモが、時間を開放し

灰色の男たちを消していき、時間を取り戻すと言う内容です。

 

この物語は単に時間の大切さを訴えるものではなく、

筆者であるエンデが本当に伝えたかったことは、

この物語が空想ではなく、現実に時間を奪っている

灰色の男たちが存在することです。

 

その灰色の男たちの正体こそ、

金利という概念そのものなのです。

 

それを産み出しているのが、

誰かの借金でお金を発行するという

今の金融システムそのものだということです。

金利は目立たない

モモに登場する灰色の男たちが

灰色の服を着ているのには理由がありました。

 

それは目立たないためです。

 

お気づきかと思いますが、

まさしく金利にもその働きがあります。

 

例えば、金利という概念がなければ

一年分の労働分のお金を借りれば、

一年間の労働で返すことができます。

 

しかし、ここに10%の金利がつくと

1年分の労働のお金を返すために

1年の労働のうえに36日半の時間を余分に奪われるのです。

 

つまり金利によって、私たちの大切な時間を

奪われていくのです。

 

そして、お金は巡り巡っては、

誰かの元へと流れていきますので、

金利が誰に奪われているかさえも

分からなくなるのです。

 

ただ、間違いなく言えることは

全てが誰かの借金としてお金が発行されますので

その借金すべてに金利が付くシステムですから

全ての商品やサービスに目立たないように組み込まれ

私達は何かを利用したり買うたびに、

それを支払っていることになるのです。

 

しかも、お金と借金が増え続けているということは

間違いなく金利も増え続けているのです。

 

そして、金利の上にも金利が付く複利となって

ますます加速して増えていくのです。

 

私達の借金の担保は労働時間です。

 

その借金や金利が増え続ける事は、

私達の労働時間も奪われ続けることになります。

 

しかし、現実的には私達の時間は有限ですし

無限に奪われ続けることは不可能です。

 

私達の大切な人生の大半を

労働というお金への執着に費やし、

命をすり減らし続けています。

 

エンデの「モモ」は、そのことを警告していたのです。

 

そして、大西つねき著「私が総理大臣ならこうする」

という著書も、まさしくその解決策を示すために

書かれているものです。

 

今回のお話は以上です。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

参考書籍
「私が総理大臣ならこうする」
著者 大西つねき

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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