コラム 政治・経済

日本の姿を38年間のデータで見る

私はウェブ上で、

大西つねきさんという人の

動画を見つけました。

 

2時間を超える長い動画でしたが、

食い入るように最後まで視聴し、

これまでの価値観が一変しました。

 

大西つねきさんは、

自ら主張する政策を実現するために、

フェア党という政治団体を立ち上げ

政治家また思想家として活動をされています。

 

主に主張されている内容は、

今の金融資本主義のシステムの矛盾と

その経済の仕組みを変えることです。

 

しかし、

それ以上に大切な概念があると主張していることは、

ひとり一人が自由に生きることができて、

そうした人としての生き方や思想・哲学が

政治の根幹に必要だという点です。

 

大西つねきさんのお話の中では

現在の金融システムについて色々な専門的な内容も

多く出てきます。

 

なので、少し難しい部分もありますが、

分からないところは一つ一つを自分で調べながら

何度も聞いているうちに、

私自身とても強い共感を覚えました。

 

なぜなら、

私も以前から真面目で正直な人ほど

豊かになれない今の社会に

大きな違和感を感じていたからです。

 

でも、その根本的な原因がわからず、

悶々としていたのです。

 

そこへ、大西つねきさんの配信に出会い

全ての原因がスッキリと腑に落ちたわけです。

 

以来、ずっと大西つねきさんの情報で学びながら

私自身が出来ることを模索しています。

 

このブログの記事も、その一環として

配信をしているものです。

 

大西つねきさんについて

更に詳しいことを知りたい方は、

大西つねき公式ウェブサイト

を是非ともご覧ください。

 

さて、前回は

高度経済成長期からバブル崩壊へ向かった日本

と言うことについて記事を書きました。

 

今回も引き続き、大西つねきさんの著書、

「私が総理大臣ならこうする」

第三章「政府の借金を税金で返してはいけない」より

日本の姿を38年間のデータで見る

ということについてお話していきます。

 

今の仕組みではお金が増え続ける

下の図3は1980年から2017年までの

38年間のマネーストック、GDP、国内銀行貸出残高

および国債残高を示したものです。

グラフ出典:著者大西つねき「私が総理大臣ならこうする」より

 

①は※マネーストックM2です。

マネーストックM2とは、
日本国内の現金・預貯金のうち、
ゆうちょ銀行や農協に預けたお金を除いた金額です。

これとは別にマーストックM3というのが、
ゆうちょ銀行や農協の預金も含めた金額を言います。

大西つねきさんは、今回敢えてマネーストックM2

を使って説明しています。

 

その理由は、マネーストックM2のほうが

日本銀行のデータで一番継続性があるからだそうです。

 

さて、この図3を見ていただければ、

日本中のお金が一貫して増え続けている

ことが一目でわかると思います。

 

この図が示す通り、今の金融システムでは、

お金が増え続けると言うことが、

このデータで証明されているのです。

 

ただし、厳密に見るとバブルが崩壊した

91年から92年にかけて一瞬だけ減りましたが、

93年以降は右肩上がりで増え続けています。

信用収縮でも増え続けるお金

前回の記事で説明した※信用収縮ですが、

それを示すのが図3の民間銀行の貸出残高です。

※信用収縮とは、別名:信用危機、信用逼迫とも言い、
融資枠または信用枠の縮小、
あるいは銀行の融資条件の急激な厳格化という現象です。

グラフ出典:著者大西つねき「私が総理大臣ならこうする」より

 

バブルのピーク時には約500兆円だったのが、

バブル崩壊後に一気に減り、

約400兆円まで減っているのが分かります。

 

そして、以後、長期に渡って回復していませんが、

これはバブル崩壊後に、日本の銀行が

お金を貸さなくなったということを示しています。

 

残高を保つ(返済されて減った元金+金利分

くらいの新しい借金は生まれていますが、

それ以上は増やしていません。

 

その理由は④のGDPを見ればわかります。

 

バブル崩壊後、日本のGDPは横ばいです。

 

これが意味することですが、

要するに銀行は経済成長がなければ

貸出残高を増やすことが出来ないのです。

 

しかし、それでも誰かが借金をして

お金を増やし続けなければならないのが

今の金融システムなのです。

 

そして、①のマネーストックM2を見ての通り

お金は増え続けているのです。

 

経済成長しない中で、

民間銀行がお金を貸し出さないのに

お金が増えているのです。

政府の借金の本当の原因

お金の発行は、借金の発行

だと以前にも説明しました。

 

つまり、お金が増え続けると言うことは、

誰かが借金をしていることになります。

 

では、一体だれが借金しているのでしょうか?

その答えは、②の国債残高です。

 

※国債とは、読んで字のごとく政府の債務です。

つまり政府の借金です。

国債とは、 国家が財政上の必要によって
国家の信用によって設定する金銭上の債務。
国家が発行する債券。 国庫債券の略称。

バブルが崩壊した後、急激に国債が増えています。

 

民間銀行が、民間にお金を貸すのを減らしてから、

政府が借金を増やし続けて、お金を発行しています。

 

お金を増やし続けるためには、

誰かが借金を増やし続けなければなりません。

 

経済成長が止まってからは、

最後の最後まで借りることが出来る政府が

ずっと借金を担ってきたと言う訳です。

 

地球の資源が無限でないように、

経済成長が無限に続くことは有り得ません。

 

ここで理解しておくべき大切な事は、

政府の借金の本当の原因です。

 

政府の借金の原因が、

巷でよく言われる政府の無駄使いや

税収の不足などではありません。

 

図3にある38年間のデータが示す通り

本当の原因は、

お金の仕組みそのものにある

ということなのです。

 

 

今回は以上となります。

 

最後までお読みいただき、

感謝申し上げます。

 

参考書籍
「私が総理大臣ならこうする」
著者 大西つねき

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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