コラム 政治・経済

戦後成功体験の呪縛

自分自身の失敗体験もあり、

懸命に頑張っても豊かになれないのは何故か?

ふと経済至上主義に対する疑問を抱き始めました。

 

そんな時に大西つねきさんという政治家のお話に強く共感し、

以後、現在の経済金融システムの矛盾等について学んでいます。

 

大西つねきさんについての詳しいことは、

大西つねき公式ウェブサイトをご覧ください。

 

前回は、

終わりのないババ抜きと化した金融市場

と言うことについて記事を書きました。

 

今回から

日本は何を間違い続けて来たのか?

と言うことについて、

配信をしていきたいと思います。

 

今回は、

戦後の成功体験の呪縛

についてお話していきます。

戦後の復興

日本が戦争に負けた1945年、

戦後間もない日本には資源もなく、

輸入するための外貨もありませんでした。

 

そんな日本が復興するためには、

とりあえず外貨を借り入れて、資源を輸入し

それを加工してから輸出して

外貨を稼ぐしか方法がありませんでした。

 

物が不足していた時代でしたので、

外貨を稼げば輸入を増やせ、

輸入が増えれば生産も増えて輸出も増えて行き、

合わせて、国内でもモノが売れて行きますので、

人々の暮らしは日増しに豊かになりました。

 

物資の無い時代には、こうしたサイクルがうまく機能し

好循環だったのです。

 

当時の先人である日本人は、それこそ懸命に働き、

見事に戦後復興を成し遂げて行きました。

成功体験が招く失敗

失敗は成功の元という言葉を

よく耳にすると思いますが、

成功はヘタをすると失敗の元に

なることがあると言うお話です。

 

そこで、経済成長についてご説明します。

経済成長とは、GDPが前年より増えることを意味します。

GDP(国内総生産)=C(消費)+I(投資)+G(政府支出)+EX(純輸出=輸出ー輸入)

 

高度経済成長期にはEX(純輸出)が

経済を動かすために必要な大きな力でした。

 

EXを黒字にしないと、戦後賠償や借り入れた外貨を

返すことが出来なくなります。

 

そうなると国が存続できない事態になりますので

生産を拡大し続けたのです。

 

そして、生産を拡大するために、

原材料の輸入を増やしていくことで、

必然的に、I(投資)やC(消費)も増えて行きます。

 

さらに所得が増えるので税収も増え、

G(政府支出)も増えるのです。

 

そうやってまた輸出が増えて黒字を稼ぐことが出来る

ことで輸入も増やしていけると言う、

好循環を回していくことで、GDPは増えて行きました。

 

そして、いつの間にか、

「GDPの成長=人々の幸福」

という強烈な思い込みを植えてけて行くのです。

 

GDPの成長は、あくまで経済成長の手段でしかありませんが、

高度成長期の成功体験によって、

いつも間にか手段が目的に変わってしまっていたのです。

 

結果的に日本は目的を見失い

長引くデフレから未だに抜け出せずにいます。

 

今回のお話は以上です。

最後までお読みいただき、

感謝申し上げます。

 

参考書籍
「私が総理大臣ならこうする」
著者 大西つねき

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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