お金と仕事 コラム

消費と浪費を繰り返す生活に幸せはあるのだろうか?

私たちの住む日本は資本主義の社会です。

資本主義とは、生産の手段を資本家や企業者の階級が所有し、その利益追求のために労働者を働かせて生産を行う経済体制のことです。

つまり企業は常に利益を追求し、売上を拡大して大きな利益を上げ続けなければならない組織です。

資本主義の社会においては、多くの方が労働者となります。

そして、一説には90%の資産は10%の資本家が持っており、残り10%の資産を90%の労働者が奪い合っていると言われているようです。

つまり、資本家は自分の利益を拡大するために、テレビや新聞広告、雑誌などのメディアを使って広告を流します。

テレビでは何度もCMが流れており、芸能人や有名人がさも自分が使っているかのようにして、あなたにアピールしてきます。

最近ではYouTube動画などを見ていても、色々な広告が流されています。

実はCMには次のような効果があるのです。

人は同じような商品の広告を何度も目にすると、その商品に対して親近感を覚えるザイアンス効果という心理的作用が働きます。

すると、その商品に興味が湧きはじめ、最終的にはその商品が欲しくなるのです。

そして、同じ商品に愛着も持つと、繰り返し何度も同じものを買い続けます。

例えば、あなたも無意識にずっと使っているからという理由で、同じ商品を買い続けているものはありませんか?

シャンプーや洗剤や、化粧品などありとあらゆる商品に同じことが言えます。

企業はそれを狙っているのです。

何が言いたいのかというと、現代社会には消費者の欲を掻き立てる情報ばかりが、あちらこちらに氾濫しているということです。

そして、その情報に毎日触れ続けて行くうちに、無意識に何かを欲しがり、色んな物を買い続けて消費活動に留まらず、浪費を繰り返してしまうのです。

一昔前までは、沢山のお金を貯めて、高級車や高級住宅など、物質的なものを沢山持つことが富の象徴とされてきましたが、最近はどうも違ってきているようです。

最近では、ミニマリストなどの様に、物を持たない消費を抑える生き方も注目されています。

これはある意味お金を社会に循環させなくなるため、これまでの資本主義経済を衰退させる生き方だと言う考えもあるようです。

でもその意見を言っているのは、決まって資本家であったりします。

つまり、資本家からすれば、どんどん消費したり浪費してほしいわけです。

ところが、資本家自身はどうかというと、とても質素な生活をしていたりするのです。

なぜなら、お金の価値を誰よりもよく知っているので、無駄に使わないからです。

高級な商品を買っているように見えますが、収入に応じて生活しているだけで、一般労働者のように大きな借金をしてまで生活している資本家はいないのです。

私たちのような一般労働者は、随分長い間いろんなメディアを通じてメディアコントロールされてきた感が拭えませんね。

最近では、インターネットなどの普及によって、そうしたメディアコントロールの情報も知ることができるようになりましたので、違和感や疑問を持つ人たちがどんどん競争社会から抜け出そうとしています。

とは言えまだまだ無駄な消費の愚かさを知らない一般消費者は沢山存在します。

そうした人々は、消費を煽り立てる資本家の戦略にうまく飲み込まれるのも仕方ないのかも知れません。

でも、本当は消費や浪費を繰り返すことに幸福があるのでないことを、多くの人が気が付き始めています。

浪費しない生活にこそ快適な人生があることが、これからの時代に求められる価値観になりつつあると感じる今日この頃です。

最後までお読みいただき、感謝申し上げます。

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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