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50歳過ぎて貯金ゼロ!事業の失敗で借金!うつ病!離婚!これじゃ老後が不安だぞ!さぁどうする?!

 

以前に話題となりましたが、政府の調査機関が年金制度だけでは、老後の生活に2000万円不足するという発表をしました。

政府はこのデータを不受理としましたが、恐らくこのデータは事前警告のようなメッセージだと私はとらえています。

 

しかも、これは年金を収めた平均的な人のケースです。

 

多くの人は2000万円でもきっと足りないでしょう。

 

住んでいる場所の物価にも関係しますし、また、その人の生活レベルによって必要な金額にも幅はあると思います。

ですが、大きく間違ったデータではない気がします。

 

ということで、私も50歳を目前に起業して大失敗し、現状が非常に厳しい状態です。

 

老後2000万円不足どころか、貯金は無いし、あるのは借金という非常に危機的状況です。

 

私の様な人間が、老後にどう備えていけば良いか?浅はかな知恵を絞って考えてみましたので、お読みいただければ幸いです。

50歳過ぎで貯金ゼロになった経緯

 

まずは、私のこれまでの経緯をお話させていただきます。

 

高校を卒業して直ぐに就職した私は、色々な職業を経験してきました。

 

自分なりにステップアップしながら、その集大成として挑戦したのが47歳時の起業です。

 

知り合いの社長さんにお力添えを頂き、小さな会社を一つ任されるようになり経営することになりました。

起業当初は事業も順調に進んでいました。

3年目を迎えた当たりから競合する大手有力メーカーとの競争が激化し始め、徐々に売り上げは下がります。

 

起業したてで資金力もなく、その状況を乗り越えることが出来ずに自暴自棄になりました。

 

日々のプレッシャーから逃れようとギャンブルに走り借金まで作ってしまいました。

 

痛烈な自己嫌悪の末に、うつ病を発症して入院。

 

遂に会社は廃業に追い込まれ、ギャンブルと事業の負債を抱え込んでしまうのです。

 

35年で借入していた住宅ローンもまだ1000万円程残っているうえに、自分で蒔いた種とは言え非常に痛い借金がのしかかってきました。

 

3か月入院した後に2年程自宅で療養をしていました。

この間は社会保険加入者に支給される傷病手当金でなんとか生計を繋いでいました。

 

しかし、傷病手当が切れる頃になると、依然として病状が回復しない私に焦りと不安を覚えたのでしょう。

20年連れ添った妻から離婚を申し出されました。

 

当時の事をはっきりと覚えてないのですが、離婚を拒む理由が思い当たりません。

これだけ迷惑をかけた妻に、只々申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 

それから4年程経過したあたりから、徐々に病状も回復へと向かい出しました。

 

取りあえず生活のために、何とか仕事をしなければと思っていましたが、病み上がりで思う様に身体が動かないのと、薬の影響もあってか、想像以上に気力が上がらないのです。

 

そんな状態で向かったハローワークでは、まるで障がい者の様に扱われ結局は就職の相談になりませんでした。

 

そして、自力で探し出した仕事が、郵便局の期間雇用社員での郵便配達の仕事です。

 

色々な問題はありましたが、1年間仕事をさせて頂き、社会復帰のリハビリとしては非常に有難かったと思います。

 

この間も紆余曲折ありましたが、今は知人から紹介を受けて1年更新の非正規雇用ですが、市営バスの運転手として勤務しています。

 

 

私は2019年10月現在で56歳になります。

だいぶ落ち着いた生活を取り戻しつつありますが、流石に50歳手前での失敗は取返しのつかない、厳しいものがありました。

 

周囲の目も厳しいなか、それでも何とか生きて行かなければなりません。

 

なので、今後の生活設計の立て直しを真剣に考えています。

 

そこで、老後に大きな不安を抱えるなか、素直に現状を受け入れてみました。

 

そして、今の自分に出来る最善の方法を見つけ、今後どのような手順で進めて行くかを自分なりに検討して見ました。

 

貯蓄ゼロからの脱却!徹底的な支払いの見直し!

 

私の場合、まず最優先すべきは貯蓄ゼロからの脱却です。

 

これまでの失敗を悔やんでばかりも居られませんので、まずは、この状況から抜け出す方法を考えなければなりません。

 

先ずは少しでも貯蓄を出来ないか?を探ってきます。

 

と言うのも、貯蓄がないと言う事は精神的な余裕が無くなるだけでなく、何かあったときに、また安易に借り入れを選択するという事を防ぐためでもあります。

現状把握(借金)

現在、住宅ローンの残金750万円、ギャンブルと事業の借金返済が150万円程、合計で約900万円程の借金が残っています。

 

借金は背負いましたが、親の援助もあったお陰で自己破産や債務整理は何とか回避出来ています。

 

現在の収入状況を考えれば、これ以上借り入れが増えることは何としても避けなくてはなりません。

毎月支払う固定費を改善

次に、毎月の支払を細かく見ていきます。

 

以前からそのままの医療保険契約などは、まず第一に見直す必要がありました。

 

生命保険は毎月6千円ほどで、自分に何かあったときの葬儀代を残すために加入しているもので、65歳までの積み立て式で保険期間は終身になっており、これはこのまま残すことにしました。

 

一方の医療保険の方は、120日限度で日額1万円の医療費が下りる保険に加入しており、うつ病入院当時は大変助かりましたが、毎月掛ける保険料も少し高いので見直します。

 

現状で優先すべきは、病気になる心配ではなく、貯蓄に如何にお金を回せるかに的を絞り、病状も落ち着いたので一旦医療保険は解約しました。

これまで月額1万2千円近く掛けていた保険料を、保険内容を落として月額3千円程度にします。

これで月に9,000円×12ケ月で年に108,000円貯蓄出来ます。

 

現状を考えたとき、病気に掛ける保険よりも貯蓄にお金を回すべきと判断しました。

 

自動車の任意保険は、地元の農協で契約していましたが、最高割引等級に達して年間35,000円程掛かっていました。

 

これもネット契約に変えれば年間半分ほどに減額できますので、早速解約してネットにて他社に申し込みをして年間17,000円程になり、年間18,000円浮きます。

 

これで医療保険と自動車保険とで年間126,000円は貯蓄できる計算です。

後見直したのが、クレジットの返済です。

 

80万円程の支払い残高を、毎月5,000円のリボ払いで支払っていたのですが、これが本当に大間違いでした。

明細もろくに見ずに支払っていましたが、手数料が半端なく高いのです。

 

これも銀行のまとめローンに切り替えて、クレジット会社の残金を一括で支払い金利を少しでも下げて支払う事に切り替えました。

 

ザックリ計算ですが、ずっと同条件で支払い続け場合、総額で40万円近い利息を支払わずに済みます。

私の現在の手取りが月22万円程で、そこから毎月家のローン5万円と借金の返済に5万円程、あと光熱費2万円に通信費1万円等を差し引くと、9万円程が手元に残ります。

 

そのうち4万円程が食費・雑費で消えますので、残り5万円を毎月貯蓄に回せれば、12か月×5万円で年間60万円程の貯蓄が可能になります。

 

田舎ですので車を1台所有していますが、車検費用は2年に一回必要になります。

 

固定資産税や浄化槽管理費も年間に3万円程掛かります。

 

それらを差し引いて、ざっくりとして計算ですが、年間約50万円程は貯蓄出来そうな可能性が見えてきました。

 

こうして、ひとつひとつ分析して潰していけば、意外と少ない収入でもやり繰り出来る可能性がみえてきます。

 

漠然とした不安を数値化していくことで、問題点がハッキリしますし、実際には少し余裕が持てるとわかれば精神的にもかなり落ち着きます。

家計を管理して老後に備える

 

現在月5万円支払っている借金返済は、4年程で終わります。

住宅ローンは70歳まで支払えば、何とか返済が終了します。

 

今の仕事の定年は65歳で、給料は減りますが健康でさえあれば70歳まで継続して勤めることも出来るかも知れません。

65歳以降は、年更新を70歳まで確実に出来る保証はありません。

 

70歳まで何とか収入を確保できれば、今が55歳ですので、70歳までの16年間に年間50万円貯蓄出来たとして、16年×50万円=800万円程が70歳の時に手元に残る計算になります。

 

70歳の時にかかる生活費を現在と同程度と仮定すれば、毎月7~10万円程度です。

 

老齢厚生年金の支給額が現在の予定で月額11万円程です。

 

取りあえずは手元の貯蓄を崩さずに、何とか年金で食べて行ける程度の生活が見えきます。

 

老後資金は約800万円ある予定ですが、高齢になって病気や介護等に必要な費用も見ておく必要があります。

 

このうちの約300万円~400万円は、それらに充てるコストとして考えれば、残りの資金を生活費に組み込めますので、元気でさえいれば、少し余裕のある生活も可能です。

 

決して予定通りにいくとは限りませんし、安易な試算に過ぎないかも知れません。

 

しかし、健康に気を付けて元気で働くことさえできれば、今からでも老後資金を準備することが絶対無理ではないことが見えてきました。

 

ポイントは、元気で健康で老いること。

 

今無理をしたために、高齢になってから健康を害しては元も子もありません。

こうして、将来の生活設計を組み立ててみて、日頃から家計を意識して生活を送り、収支のバランスをきちんと管理していけば、老後不安を少しでも払拭できると思います。

 

スマホ等にも家計簿アプリが沢山あるので利用してみるのも良いと思います。

 

私の失敗経験から言えるのは、出来るだけ安易な借り入れを避けること、そして、早い段階で貯蓄をする習慣をつけることです。

 

また、今後は計画的に貯蓄をするために、給与天引きや口座振替等で定期預金をする等を検討してみようと考えています。

 

具体的に見て行けば、不安よりも、これから何をすべきかが見えてきますので、是非取り組んでみてください。

 

何かの御役に立てば幸いです。

 

最後までお読みくださいまして、感謝申し上げます。

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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