コラム 人間関係

イラつく人!ムカつく人!嫌いな人!を頭から追い出す対処法!

 

イラつく、ムカつく、許せない相手に対する怒り

人生にはいろんなことがあります。

長く生きていれば、それだけ嫌なことも沢山起こってくるものです。

特に人間関係は、時代が移り変わっても、どんな時代にも常に何かしらのトラブルや悩みの原因になっていたりするものです。

相手に怒って、その怒りに執着することは、あまり良いことでないのは、誰しも分かっているでしょう。

いつまでも怒りに執着していると、最後にはそんな自分にまで嫌気が指してきたりします。

それでも怒りの感情が消えないこともよくあるものです。

そもそも怒りとは、典型的な人間の情動の一つですので、そう簡単に無くすことはできません。

欲求不満によって怒りを感じるケースが多く、何かに怒ると言うことは、自己が満たされないことが原因となっていることが多いのです。

相手にイラつく、ムカつく、許せないという感情も、自分の中にある思い通りにならないという欲求不満の状態が生み出しているのでしょう。

怒りを構成する脳内物質

人間の脳の中には神経伝達物質というものが流れていて、その神経伝達物質が心を安定させたり、不安にさせたりしています。

脳内にセロトニンと言う神経伝達物質が適度に分泌されると、感情が安定した状態を保てますが、脳内のセロトニン濃度が低下すると、うつ病などを発症してしまいます。

また、アドレナリンと言う神経伝達物質が体内から放出されると、キレやすくなったり、怒りを感じやすくなります。

ノルアドレナリンと呼ばれる神経伝達物質は、悲しい時、不安な時、恐怖を感じる時に放出されている物質です。

ノルアドレナリンが過剰に分泌されると、感情のコントロールがきかなくなり、何に対しても不安感を感じてしまい、日常生活にも支障をきたす場合があります。

例えば、大きな災害にあった場合などは、ものすごい恐怖に襲われますから、たくさんのアドレナリンやノルアドレナリンが出ていると想像できます。

このような強烈な体験をすると5年10年経っても忘れないPTSD(心的外傷後ストレス障害)等の病気になったりする場合もあります。

何が言いたいのかというと、要は怒りを感じれば感じるほど、怒りを長く感じているほど忘れられなくなると言うことです。

怒りを忘れるための脳内物質

怒りや不安や悲しみの神経伝達物質があるのであれば、それに対する反対の神経伝達物質もあるはずです。

では、怒り対する対義語はなんでしょうか?

許し、理解、喜び、等が挙げられると思いますが、これらを集約したものが「感謝」ではないかと考えます。

感謝しているときに出る神経伝達物質は、エンドルフィンという物質です。

エンドルフィンは脳内の「報酬系」に多く分布するため、内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられていることから、脳内麻薬と呼ばれることもあります。

例えば、マラソンなどで走り続けると、苦しい感情を超えてある時点から気持ちよくなる「ランナーズハイ」と呼ばれる現象がありますが、これがエンドルフィンの分泌によるものではないかと言われています。

基本的には人間の欲求のなかの、食欲や睡眠欲、生存欲や本能などが満足すると分泌されます。

ですから、要はこのエンドルフィンを出すためには、相手に対して怒りを感じていたのでは出てこないと言うことが言えます。

怒りを感謝に変えるには

怒りの感情を感謝の感情に変えなければなりません。

それが出来ないから、困っているんだ!って声が聞こえてきそうですが、怒りの感情を持ち続けている限り、いつまでも相手を忘れることが出来ません。

相手を許し感謝することが出来れば、忘れることが出来るのです。

物事には何でも表と裏があります。

怒りの中にも、感謝できる部分はないでしょうか?

具体的には、許せない相手に対して、何か嫌な思い出があったとしても、あなたはその経験があったからこそ、これから楽しいと思えることや、うれしいと感じることが経験できるのだと言えませんか?

そう考えれば、相手に対して「嫌なことを経験させてくれてありがとう」と思えるのではないでしょうか?

何も相手に直接伝える必要はないでしょう。

あなたがそう心から感じることが出来れば、脳内にエンドルフィンが流れ出して、あなたを幸せにしてくれるはずです。

そうすると、ムカつく人や、イラつく人などは、すっかりあなたの記憶から消えていることでしょう。

最後に

人は失敗や嫌な経験をして初めて成長していきます。

ムカつくことも、イラつくことも、嫌な人も、実はすべてあなたの成長のために必要な感謝すべき存在なのです。

最後までお読みいただき、感謝申し上げます。

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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