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社会システムの異常がもたらした貧困と肥満の因果関係

長引くデフレが続き、その上に10%の消費税

本当に景気が悪いですね。

 

それでも健康な身体を維持しようと

肥満を防ぐためにダイエットに励む人も

多いかと思います。

 

ところが、肥満と貧困に何やら大きな関係がある

という調査結果が出ています。

 

これもまた社会問題の一つではないかと思いますので

今回は肥満と貧困の因果関係について

お話をしてみたいと思います。

肥満リスクの関係

年収と肥満リスクの関係

2018/3/5 の産業経済新聞の記事で

滋賀医科大学の三浦先生が研究チームを作り

世帯年収と肥満リスクの関係について

全国2900人のデータを調査した研究結果を発表しています。

 

そのデータによる調査結果によると、

65歳未満の世帯年収600万円以上の

ちょっとリッチな世帯と比べると、

世帯年収200万円~600万円未満のほうが

肥満リスクが1.7倍高くなるそうです。

 

世帯年収200万円未満まで行くと

今度は肥満リスクが2.1倍まで高くなっています。

教育と肥満の関係

また、教育と肥満にも関係があるそうで、

教育を受けた年数が10年以上の女性に比べると

教育を受けた年数が9年以下の女性は

肥満リスクが1.7倍まで高まるんだそうです。

なぜ肥満リスクが高まるのか?

年収と教育年数に関係する肥満リスクが

なぜ高まるかというポイントは次の通りです。

 

結論から言えば、それは炭水化物摂取の割合です。

 

つまり摂取エネルギー全体に占める

ご飯、パン等の炭水化物の割合が影響しているのです。

 

世帯年収600万円以上の家計に余裕のある場合の

炭水化物の割合は男性が58.6%、女性が56.8%になります。

 

しかし、世帯年収200万円未満になると

男性が61.1%、女性が59.7%というように

約3%ほど炭水化物の割合が上がっています。

 

これが肥満の原因になるということなんです。

 

滋賀医科大学の三浦先生は、

年収が低い世帯は、安価な安い食べ物で

空腹を満たそうとする傾向があるのではないか?

と推測をしておられます。

 

私も確証があるわけではありませんが、

確かに生活が厳しい世帯では、

娯楽や遊興費は抑える傾向にあるので

食材も安価で栄養価の低いものに

なるように思います。

 

かつて苦学生などは自炊をして

生活費を抑えてましたが、

今では食材だ高いために、

自炊よりも外食の方が安く上がる時代です。

 

あくまで憶測ですが、

栄養面では十分ではない様な気がしてなりません。

相対的貧困率

ここで頭に浮かぶのが、相対的貧困率という言葉です。

 

相対的貧困率とは、国民の所得の中央値から

さらに半分より少ない所得しかない

という人の事を相対的貧困者と言い、

その割合を示したものが相対的貧困率です。

 

いま日本は世界一の貿易黒字を稼ぐ

世界一のお金持ち国家でありながら、

この相対的貧困率が非常に高いのです。

 

OECD (経済協力開発機構)

加盟国30ケ国の先進国の中で

相対的貧困率が4位と非常に高いのです。

 

下の図はイーズ未来共創フォーラムという

サイトに掲載されているグラフですが、

これは相対的貧困率のグラフです。

 

年によって多少順位は変動してるようですが、

先進国 OECD に加盟してる先進国30カ国の中で

日本はメキシコやトルコ、米国に次いで

第4位で相対的な貧困率が高いということなのです。

参考データ:イーズ未来共創フォーラム

 

つまり、

日本は世界的な格差社会

ということです。

 

しかも、この相対的貧困率は、

年々一貫して上昇傾向にあります。

 

日本は年齢別の所得格差が大きく、

そして、男女別の所得格差も大きいので、

それによって相対的貧困率は上がる傾向にあるのです。

まとめ

結局、何が問題なのかと言えば、

それは社会の構造や仕組み自体に問題があることです。

 

今の仕組みの中では、どんなに頑張っても

懸命に真面目に働く人が報われることがありません。

 

日本の国の仕組みに問題があることは確かです。

 

社会の問題の根源は、この貧困から始まっています。

 

貧困から食生活に影響が出て、

お金が厳しい人が太りやすくて

健康も崩しやすくなり、

今回の滋賀医科大のような

研究データが出たのだと思います。

 

私達ひとり一人が、もっと色々考えて

日本の国の仕組みをね変えてかないといけないと思います。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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