健康

ダイエットには運動が大切と信じて頑張っていたのに、実は逆効果という説が・・・

運動はダイエットに有効なのか?

人の悩みは健康・お金・人間関係にほぼ集約されるそうです。

なかでも健康に関する悩みを一番に挙げる人は沢山いますが、生活習慣の乱れ等から肥満やメタボになる人が増えいています。

そうなると気になるのが「ダイエット」ですが、忙しい毎日を送っていると「なかなか痩せれなくて」と悩んでいる方も少なくありません。

ダイエットと聞けば真っ先に思い浮かぶのが、運動なのですが、実は減量するために運動をしてもあまり効果がないだけでなく、場合によっては逆効果になるという説があるのです。

えええ???マジですか?って思いますよね。

今回はそんなダイエットと運動の関係についての不安要素を見ていきたいと思います。

ダイエット=運動の勘違い

人の体にとって適度な運動は必要不可欠です。

なぜなら、運動は免疫力の向上や疾病予防に加えて、循環器機能の向上や最近では認知症予防にも効果が期待できると言われているからです。

そんな運動がダイエットにも有効だということで、これまで減量に対して運動を色々な場面で取り入れて来ていたと思います。

ところが減量に関しては、運動はそんなに役立っていないと指摘する説が今注目されています。

この説によると、私達がこれまで考えていた「運動で痩せよう」という、その考え方を根本から変えなければならないようです。

では、何をどう変えなければならないのでしょうか?

まずは、人のカロリー消費で重要な役割を占める基礎代謝です。

基礎代謝は人によって個人差はありますが、一般的に一日の基礎代謝は下記の通りと言われています。

一般的な一日の基礎代謝

男 性 約1500キロカロリー
女 性 約1200キロカロリー

この基礎代謝が、人が消費するカロリーの約6~8割を占めています。

食物を消化吸収する為に必要なカロリーは全体の約10%と言われ、後の10~30%が身体活動のカロリー消費となります。

つまり消費出来るカロリーは、殆ど基礎代謝で賄われますから、少しくらい運動をしてもカロリー消費は難しく、減量のための運動は非常に効率が良くないと言えるのです。

また運動による減量について次のような試算(但し、食事制限はしない)がされています。

体重約91kgの人が1回1時間のランニングを週に4日う。

一ケ月(30日・16~18時間)が経過した時点で減る体重約2.3kg

以上が運動での減量が非効率だという試算になりますが、気を付けなければならない点は、運動することで返って食欲が増加してしまい、いつもより食べ過ぎてしまう可能性があるという点です。

また、運動することで体調が整い消化吸収も良くなる結果、摂取カロリーが前より増えることも考えられます。

さらにこんな経験があると思うのですが、運動したのはいいけれど身体のあちこちに疲労が溜まってしまい、運動した後に家で動くのが面倒になってしまったということです。

運動をしたために、結果的には一日の身体活動を減らしてしまうと言う、まさに運動が全く持って意味を持たないことに成り兼ねないのです。

一生懸命頑張って運動で減量したのに、リバウンドしてしまう人が結構沢山いると言うことは、こうしたことが原因なのかも知れませんね。

運動は健康維持のためには大切ですが、ことダイエットだけに関して言えば主体メニューとして運動を取り入れることは、少し考え直さなければならないようです。

ダイエットは運動だけでなく、食生活の改善や生活習慣の見直しなどを含めて総合的に考えて行かなければなりません。

トレーニングに疲れてヘトヘトな女性

アスリートでも運動しないと普通の人になる

運動が減量に関しては逆効果ではないかと見られていますが、健康管理のためには運動の習慣を持つことはとても重要なことです。

ウェイトトレーニングなどで鍛えた筋肉はすぐには落ちないため、パワー系の元アスリート等はトレーニングを再開すれば、筋力増強にかかる時間が普通の人よりも早いそうです。

一方で長距離ランナー等の持久力系アスリートの場合はどうでしょうか?

遺伝学系学術誌「PLOS Genetics」に掲載された最新の研究によれば、ランニングなどの持久力系のトレーニングの経験は、筋肉に“記憶”されないそうです。

つまり早い話が、マラソン選手などはトレーニングをやめてしばらくすると、普通の人に戻ってしまうということです。

スウェーデン・カロリンスカ研究所のマレーネ・リンドホルム氏らが、ボランティア参加者23人を15か月間に渡って運動データを分析実験した結果、3か月間のレーニングの効果は、9か月間のブランクで元に戻ってしまうことが分かりました。

つまり元マラソンランナーであっても、ブランクが長ければ再度走るためには、初心に戻って練習をしなければならないと言えるのです。

とは言え元ランナーですから、循環器系や脳は現役時代の経験をそれなりに記憶しているようで、まったくマラソン経験をしたことがない人よりは、効率よく運動能力を高めることができるようです。

マジですか?運動効果45分を1分でOKに

カナダのマックマスター大学の研究で実施された調査では、45分間のジョギングやトレッドミルの運動は、わずか1分間の激しい運動と同等だという研究結果を出しています。

なんと・・・マジですか?!

実験は運動習慣のない25人の男性を3つのグループにわけ、12週間に渡って調査されています。

調査内容は次の通りです。

1つ目のグループ
これまで通りの運動をしない生活を続けてもらう。

2つ目のグループ
週に3日の運動をはじめもらう。
内容はウォーミングアップとクールダウンに要する5分に加えて、適度な一定のスピードで45分間バイクを漕ぎ、1回の運動に要する時間を50分とする。

3つ目のグループ
週3回の運動を開始。
内容はインターバルトレーニングで、2分間ゆっくりとバイクを漕いた後、全力で20秒間漕ぐことを3回繰り返し、最後は2分間ゆっくり漕いでクールダウンしていく、トレーニング時間は10分間。

ウォーミングアップとクールダウンを除けば、本質的なトレーニング時間はたった1分間(20秒×3回)

2つ目のグループの総運動時間が12週間で30時間、対して3つ目のグループの総運動時間は6時間と5分の1。

総運動時間に大きな違いがあるにもかかわらず運動効果には差がありません。

3つ目のインターバルトレーニングは、とても効率のよい運動方法であると言えます。

まとめ

健康維持には運動は欠かせませんが、運動の効果を考えたときに、様々な見方が出来るようです。

運動すれば痩せることが出来るような風潮がありますが、そもそも運動が苦手な人が運動をしても、返って逆効果になるケースもあると言えそうです。

また、運動の仕方を工夫をすることで、忙しい現代人にとって効果的な運動を取り入れることが出来るようになるかも知れません。

ダイエットは、運動だけに頼ると返ってリバウンドするリスクが高まりますから、運動以外にも食事制限や生活習慣の改善も含めて総合的に取り組むことが有効なようです。

最後までお読みくださいまして、感謝申し上げます。

参考文献:「ダイエットのための運動」は逆効果になることも!?(日刊SPA)
参考文献:走っても痩せない!?運動の常識を覆す悲しい事実(Yahoo!ニュース)

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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