コラム 自己啓発

不安という感情を脳科学の視点から学んでみました

近年では人間以外の動物にも

実は感情があるという研究結果が

色々出されているようです。

 

縁側で日向ぼっこをしているネコを見て

「ネコは呑気でいいよなぁ~」

と思っていても、

実はネコはネコで

色々不安に感じていることが

あるのかも知れませんね?!

 

人間だけがいつも不安とは

限らないのかも知れません。

 

感情が人間特有の感情である

と思っていることこそ

人間のエゴかもしれませんね。

 

しかし人はどうしてこうも

不安に感じるのでしょうか?

 

恐らく不安の全くない人は

いないのではないでしょうか?

 

今回は不安という感情について、

脳科学の視点から

勉強してみたいと思います。

 

とは言え特に脳科学に精通してませんし、

深く学んだ経験もないので

専門的な解説は出来ませんが、

その点はご理解を願います。

日本人は幸福度が低い

私達の祖先は、戦後の何もない日本を

必死に頑張って高い生活水準が出来る

社会に成長させてきました。

 

こうした先人の努力には、

本当に感謝しなくてはならない

と思います。

 

著しく発展した日本経済も

バブル崩壊後は緩やかに

減退してるとは言え、

まだまだ世界的に見れば

収入や生活環境もかなり豊かな国

だと言えます。

 

一方で幸福度というものを、

これまで欧米で開発されてきた

「人生満足感」を尺度として見た場合に、

日本人の幸福度は他国に比べて

かなり低く出るそうなのです。

 

ただ、幸福度を定量化し

数値にすること自体に、

なんとも言えない抵抗感を感じる

部分もあります。

 

幸せを数字で測定したり、

他者と比較して図ることなど

出来ないと感じるからです。

 

とは言え、科学者の間では

一定の数値を使った幸福度を

研究している方たちも

いらっしゃるようで、

学術的な詳しいくとは分かりませんが、

研究結果から日本人の幸福度が低い

という事実があると言うことは、

それだけ不安に感じる気持ちが高い

とも言えるのではないかと思うわけです。

不安・緊張に影響を与えるセロトニン

不安や緊張に影響するのは、

脳に分泌されるセロトニン

と言われる物質が影響している

と言われています。

 

セロトニンとは、脳内で働く

神経伝達物質のひとつであり、

感情や気分のコントロール、

精神の安定に深く関わっている物質です。

 

人体には、このセロトニンが

腸の中に90%あり残りの大部分は

血液にあります。

 

そして、その残りが

脳に存在するそうですが、

腸や血液にあるセロトニンは、

脳にある血液脳関門という

検問所のようなところで

シャットアウトされるため、

体内にある余ったセロトニンが

脳に届くことはないそうです。

 

脳にセロトニンが出るときは、

神経細胞のつなぎ目に放出されます。

 

この時セロトニントランスポーター

というタンパク質が、

放出時に余ったセロトニンを

再度取り込みをして、

また分泌しているのですが、

このセロトニントランスポーターの数が

人によって違うそうです。

 

そのセロトニントランスポーターの数が、

多い人・少ない人・中ぐらいの人がいて、

その数によって不安に感じる人と

そうでない人に分かれているそうです。

 

セロトニントランスポーターの

命令遺伝子は以下の通りで、

その特徴を以下の通り解説します。

遺伝子L  セロトニンを多く作れと命令
遺伝子S  セロトニンを少なく作れと命令

遺伝子Sを2つもった組み合わせの人

不安を感じやすく、

緊張しやすいそうです。

 

また不公平感を感じやすい傾向もあり

「自分だけ損してないか?」

「真面目にやっているのに、

自分だけ損している」

と思いがちな傾向があるようです。

遺伝子Lを2つもった組み合わせの人

不安を感じにいくく、

緊張しにくいタイプ。

 

大勢の前で話しても緊張しない、

人が多いとより気分が高揚して

力を発揮できるようなタイプ。

 

ただし、やや楽観的すぎる

傾向もあります。

遺伝子LとSをどっちも持っているミックス型の人

不安の程度も中程度で、

遺伝子LとSを持つ人の特徴が

中程度の様です。

 

日本人は、遺伝子Sを2つ持った

組み合わせの人の比率が高いそうです。

 

つまり、不安に感じやすい人が、

脳科学的に多いという事の裏付けになります。

男性脳・女性脳について

男性脳と女性脳は、

男女で脳の回路の組み立てや、

その働き方に違いがあると

考えられていることから、

それを区別するためについた呼び方です。

 

これについては、

学術的には様々な議論があるようですが、

ここでは詳しくは触れません。

 

今回参考にしている

脳科学者の中野信子さんによると、

セロトニンを作る能力は男性脳の方が

女性脳より1.5倍高いと言われているそうです。

 

これは、女性が子育てをするために、

あまり楽観的だと子育てに支障が出るため、

あえて危険を回避するたために、

不安を重視するように

寄せているのではないかと

思われると言っています。

 

つまり、不安感は男性よりも

女性の方が強く感じる傾向に

あるようです。

 

女性が占いを信じやすい事や、

頼りがいのある男性に魅かれるのも、

そういった不安感が

関係しているようです。

 

一方で、女性のほうが感情的であるとか、

男性のほうが論理的だと言うような説が

よく言われますが、

これはまったく根拠がないうえ

科学的に測定する尺度もないことから、

扱うと儲かるタイプの擬似科学

と言えるとしています。

まとめ

今回、脳科学の視点から

不安というものを見て

以下の事がわかりました。

  • 安心感を感じるためには、
    不安を感じるセロトニンという物質が
    大きく関係している。
  • 日本人にはセロトニントランスポーター遺伝子S
    を2つもつ組み合わせの人の割合が高いため、
    不安に感じる人が多くいる。
  • セロトニンを作り出す機能等の関係から、
    女性の方が不安に感じやすい傾向にある。

私たち日本人が、不安に感じるのは

様々な環境や歴史などもあり、

脳だけでの問題ではないとは思います。

 

不安を感じることは

人体や脳の構造上当たり前なんだと分かれば、

不安に感じることは

ごく自然な生理現象であって、

あまり悲観的に感じないようにすることも

大切な捉え方ではないかと思います。

 

不安をマイナスイメージで捉えるのでなく、

危険を事前に回避するための

優れた能力として考えれば、

決して不安も悪いものではない

のかも知れません。

 

以上何かのご参考になれば幸いです。

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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