コラム

込み上げる不安感を取り除くための5つの対策

不安が長く続くと何をやっても楽しく感じることが出来なくなります。

そして、考えれば考えるほどネガティブな事ばかりを考えてしまう、負のスパイラルに陥ってしまいます。

ですから、この不安感を取り除くためには、些細なことでもしっかりと原因を理解して、対策を実践していくことがとても重要なのです。

そこで、今回はそんな不安感を取り除くための対策について考えていきますので、いつも不安をよく感じる方は、今後の参考にしてみてください。

不安の正体とは

不安とは、一言で言えば「知らないことへの恐怖」です。

これは、人が危険な事から身を守るために、自然と備えられている必要な機能です。

ですから、まず最初に理解することは、不安を悪いものと思わないことです。

なぜなら、不安がないと人は平気で危険な場所へ行ってしまい、怪我などをしてしまいます。

ケガで済めばいいですが、下手をすると命を落としかねません。

ですから、不安は私達にとって本当に有難い防御機能なのです。

そんな有難い不安ですが、あまり不安が強すぎるのも良くありません。

不安が強すぎると神経や精神に大きな負担がかかってしまい、うつ病などの病気を発症してしまう危険性があるからです。

いずれにしても、不安をとてもネガティブに捉えることは良くありません。

人にとって不安は必要ですし、楽しそうに見えても人は誰もが大なり小なり不安を抱えて生きていることを改めて認識しましょう。

対策1.不安を書き出す(可視化する)

一般的に良く言われる方法で、紙やパソコン・スマホ等のメモ機能を使って不安に感じることを書き出してみることです。

自分の頭からアウトプットして可視化してみることで、思ったよりも不安に感じていた事柄は、たいして深刻な問題ではないことに気が付くこともあります。

不安がたいして深刻でないことに気が付けば、そのあとに書き出した不安を無くしていくための手順を考えていきましょう。

いま自分が抱えている不安を無くすために必要な行動は何か?を冷静に考えて、それを実際に行動にしていきましょう。

例えば、皆さんによくある不安に「お金の問題」ということがありますが、これは至って簡単に不安を取り除けます。

まずどうしてお金に不安を感じるのか?を書き出してみます。

1.給料が安い

2.毎月の支払いが多い

3.貯金が少ない

4.借金がある

大体こんな感じで書き出せると思います。

つぎに不安を消すための行動を起こすのです。

1.給料が安い

副業をする、賃上げ要求する、転職する等

2.毎月の支払いが多い

スマホの契約プランを下げる、保険を解約する、節約する等

3.貯金がない

毎月金額を決めて積立・定期預金をする、500円玉貯金をする等

4.借金がある

借り換えやまとめローンなどで利息を下げる、地道に返す等

頭の中だけで考えていても、モヤモヤ感が込み上げるだけで不安感は取れませんが、こうして実際に書き出してみれば、やるべきこともきちんと理解できるようになり、一気に不安感が無くなっていきます。

書き出す時のポイントとして、長い文章でなく箇条書きで短くて良いので、自分で理解し易いように書き出しましょう。

なぜなら、長い日記のような文章を書こうとすると、そのこと自体が億劫になり書き出せなくなるからです。

短く箇条書きに簡単にすることで、書き出す行為がストレスにならないようにしましょう。

対策2.瞬間を意識して不安を考えない訓練

不安感は不安に意識を向ければ向けるほど強くなります。

ですから意図的に不安を考えないようにする訓練が必要です。

不安に目を向けている限り、どれだけ時間をかけても不安感を拭い去ることは出来ません。

しかし、よく考えて見ましょう。

冒頭にも述べましたが、不安はそもそも「知らないことへの恐怖」からくる感情です。

知らないことを知ろうとするときに湧き上がる感情なので、決して悪いものではないということを一旦受け入れる必要があります。

不安感が悪いものだと感じていると、人は不安が持つ危機回避能力によって、悪いことにより強く意識が向くように働くので、不安感をより強めてしまいます。

ですから不安を悪と見ずに、善と見るようにしましょう。

初めて小学校に入る時、中学へ入るとき、入試の時、面接のとき、会社へ入社するとき、いつも新しいことにチャレンジするときは、誰しも不安を感じるように、不安を感じない人はいないのです。

ですから、不安感が湧き上がって来たら「今チャレンジしているな!」と挑戦している自分を感じてあげればいいのです。

そして、不安なんて問題ではないことを理解したうえで、気持を切り替えて楽しい事や自分の好きなことを考えてリラックスしましょう。

不安を作り出すのも、楽しい事考えるのも同じ脳です。

物事を考え思考するのは、あなた自身の脳です。

あなたの脳は誰にも邪魔されない、あなたが何を思っても考えても良い空間です。

天から唯一等しく与えられた時間を、「不安で埋め尽くして過ごすのか?楽しいことを考えて過ごすのか?」それを決めるのは、あなたの脳以外の何ものでもありません。

人生に与えられた時間は本当に僅かです。

時間だけは、どうあがいても24時間、増やすことも減らすことも出来ません。

今この瞬間を私達は生きています。

それを意識して、瞬間・瞬間に感じる不安を取り払いましょう。

そして、その訓練を今この瞬間から始めましょう。

脳の中まで、嫌な上司や先輩や、口うるさい近所の人や、あなたを攻撃してくる嫌な人や、嫌な出来事などに支配されて続けてはいけません。

不安を考えるのも考えないようするのも、すべてあなたが決断できます。

何を考えるかを決めるのは、あなた。

主導権はいつもあなたにありますし、あなたの人生の主役は、あなたなのですから、誰にも遠慮なく頭の中を思い切り楽しいことで埋め尽くしていきましょう。

対策3.親和欲求に従う(安心できる人・場所)

人の欲求のなかに親和欲求というものがあります。

この親和欲求とは、心理学の専門用語ですが、常に誰かと一緒にいたい、もしくは誰かと一緒にいようとする心理のことを言います。

誰かと一緒にいることで安心できることから湧き上がる心理で、病気の時などに人恋しくなるのもその一つです。

また、恐怖や不安を感じたとき等にも親和欲求は働きます。

不安が沸き上がり、一人でその不安を考えていると、大体悪い方向にばかり考えてしまい、さらに不安感は強くなってしまいますので、ここは親和欲求にそのまま身を任せ、誰かの助けを借りてみるのも良いでしょう。

一時的に緊急避難場所へ逃げ込むのです。

実家へ行くとか、落ち着けるカフェに行くとか、何でも話せる友人のところであるとか、いろいろ考えて見ましょう。

ここで注意しなくてはいけないのが、そこへ行くことで余計に不安感が強くならないようにすることです。

例えば、SNSなどは気軽に便利に人と繋がれますが、文字情報がメインになってしまい。顔が見えないため感情も読み取れないので、平気で色々なことを書き込んできますから、返って不安感が強くなったりすることがあるので、あまりオススメできません。

ですから、日頃から生活環境の中で、苦しい時はお互い様の気持ちで遠慮なくお付き合いできる人間関係を1~2人は築いておきたいですね。

多くを語らなくとも、この人といると心が落ち着くといった人間関係があれば、本当に有難いものです。

自分なりのパワースポットを見つけておくこともオススメします。

この場所に来ると落ち着けるという場所があると、不安な時に助けになってくれます。

不安に感じるときには、自分の欲求に従って安心を得ることで、不安を和らげることもできますよ。

対策4.思考を止めて身体を動かす!

不安感を取り除く方法として、よく言われている方法が「運動する」ことです。

例えば子供の頃のリレーとか徒競走を思い出して下さい。

走る前は、「転んだらどうしよう?」「抜かれたらどうしよう?」などと色々頭の中で不安がよぎりますが、いざ走り出すと頭の中には、今まで考えていたような不安はありません。

ただ一生懸命前を向いてに走っているだけです。

運動もこれを同じです。

いろいろ不安なことがあるときは、思い切り運動をして体を動かしていると、身体が動いている時には不安感が消えています。

運動することで強制的に不安を考える時間を無くすことができ、不安感を払拭することが出来ます。

運動をしていると思考と神経が運動に集中しますから、自分の思考は運動で一杯になり不安を考える隙間が無くなるわけです。

運動は自分の環境や体力などを考慮して、無理のない運動をしましょう。

いきなりハードなウェイトトレーニングよりも、軽いジョギングやスイミングなどの有酸素運動がオススメです。

運動で得られる爽快感は自己肯定感も高めてくれますので、不安をきちんと理解して対処できるようになってきます。

運動は、不安を払拭するための王道テクニックですね。

対策5.正解は一つではない

コインに表と裏があるように、物事は見方を変えればどのようにも考えることが出来るものです。

不安に対して「自分が〇〇しなければならない」といった一つの事に捕らわれていると、思う様な結果にならない場合、余計に不安を強めてしまうことになります。

不安感を取り除く対策として、まず最初に理解しておく大切なことは、「物事を解決するための方法は一つではない」ことを知っておくことです。

ある研究結果によると、人が不安に感じることの90%は実現しないそうです。

つまり殆どの不安が取り越し苦労に終わっているのです。

それなのに、「ああなったらどうしよう?」「こうなったら困る」「どうしてこうなるんだ?」と不安な事ばかりをいつも考えてしまいます。

不安に対する対処方法は、不安なことが起ったときに考えればいいか?ぐらいで丁度良いと思います。

そして、その時出した答えが、すべて正解であるという事も決してありません。

予め不安に対する解決方法を幾つか用意するのも良いでしょうが、起こるかどうかわからない事柄に対する対策を考えることに、どれだけの価値があるでしょうか?

私の経験上、会社が倒産した時も、ギャンブル依存になったときも、うつ病になったときも、離婚されたときも、全ての出来事について不安なことが起こる前に対処することは困難でした。

しかし、物事への対応は実際に起こってからでも何とでもなります。

と言いますか、相当優秀な人でないと不安に対して予め対策を準備することなど出来ませんし、そもそもそれが出来る人は、失敗を回避出来ると思います。

私は失敗にこそ学ぶべきことがあり、自身が何かを学ぶために与えられた試練だと思います。

この失敗経験があるので、今の私がありますし、不安な出来事が的中したからといって、その不安が永遠に続くものではありません。

確かに一時的に落ち込んだり、悲しくなったり、怒りが込み上げてくることもありますが、その感情を経験するからこそ、楽しさも一段と感じることが出来ます。

人が成長出来るのは失敗した時だけです。

不安な時には、何も考えず、ぼ―――っとしても良いですし、いざとなったら逃げだしてもいいと思います。

自分の人生の正解なんて、最後の最後にしか分かりませんから、それまでは懸命にもがいて生きていきましょう。

最後までお読みいただき、感謝申し上げます。

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TSUTOMU,ISHIKAWA

TSUTOMU,ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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